テレビ朝日系の人気刑事ドラマ「相棒season20」の第20話「最終回スペシャル『冠城亘最後の事件―特命係との別離』」が23日、放送された。

 最終回は10分拡大で放送。反町隆史(48)は、水谷豊(69)演じる杉下右京警部をサポートする冠城亘役を、2015年から7年にわたって演じてきた。劇中で反町は水谷の4代目相棒として、歴代最多出演回数を更新。今回で卒業となる。
 SNS上などでは、視聴者が「反町が殉職するのでは…」といった声も多く投稿された。

 劇中では、反町演じる冠城が「俺、警視庁辞めて、公安調査庁移ります!」と水谷演じる右京に打ち明けた。

 終盤、右京は「君が羨ましいです。居場所を変えられる、その軽快さが」と伝え「去る者は追わず、来る者は拒まずでやってきましたが、今回、それを破ろうと思います。もう少し一緒にやりませんか?」と冠城を引き留めた。

 だが冠城は「最高のはなむけの言葉です。長い間、お世話になりました」と言って一礼。2人は別の方向へ向かって歩き出し、右京が一人飲みをするシーンなどが流れ、ドラマは終了した。