起業家の〝青汁王子〟こと三崎優太氏が21日、格闘技大会「BreakingDown」のメーンイベントで〝会津の喧嘩屋〟こと久保田覚と対戦し、判定負け。敗戦した場合はジープ「ラングラー・アンリミテッド・ルビコン」をかけると宣言しており、愛車のカギを渡すことになってしまった。

 ケンカ自慢の久保田は、昨年の「朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円」で朝倉未来に秒殺されたが、三崎氏とはSNS上で舌戦を繰り広げ、対戦が決まっていた。

 起業家として成功している三崎氏にはメリットがない試合にも映るが、「世間的にはお金持ちと思われている人がここまで体を張ることはない」と今年の目標に掲げているユーチューブ登録者100万人達成に向け、ケガのリスクを覚悟のうえでリングに立った。

 試合は壮絶な打ち合いとなるケンカマッチ。三崎氏は流血しながらも引かずにハートの強さを見せれば、久保田も「(1000万円企画後)バカにされ、悔しかった」とこの一戦にかける思いはハンパなく、気迫を前面に出して、パンチを放ち続けた。

 判定の結果、1ー2で敗戦した三崎氏は「顔を見てください。ボコボコになりました。大人になって、この年で血を流して、挑戦できたことはすごいうれしい」とリングに立つ場を与えてもらったことに感謝した。

 さらに久保田が「こんなチンピラ推薦してくれてありがとうございます」と頭を下げてきたことに三崎氏は感激。「(久保田とは)配信とかで煽ったが、強かった。なんか格闘技っていいっすね。絆が生まれた気がする」と最後は互いの健闘をたたえ、肩を抱き合っていたが、解説席では久保田が800万円のジープの贈与税を支払えるかどうかがが心配されていた。