タレントの武井壮が19日放送の関西テレビ「おかべろ」に出演。日本ハム・新庄剛志監督から依頼された、春季キャンプでの〝臨時コーチ〟について振り返った。

 事の発端について武井は「ビッグボスから(SNSの)DMが来て。『監督になったから春のキャンプでコーチとして呼ぶ』と。走り方、体の使い方を教えてくれとオファーが来て」と語った。

 放送では、日本ハムの選手に走り出す時の「一歩目」の使い方を熱血指導しているVTRが流された。

 武井は「まずは今まで野球で鍛えてきた脚で、走り方で20メートル走を走ってくださいと。走らせてタイムとるんですよ。そして『こうしてください、そしたらちょっとタイム上がるんで』というのを2つぐらいポイントを出して、2本目いかせたら、ほぼ全員0・05から0・1秒ぐらいは速くなってるんです」と〝即効性〟を強調。

 続けて「これって野球では絶大で。20メートルって一塁ベースまでより7メートルぐらい短いんですよ。0・1秒って全力で走ってたら1メートルぐらいなので、1メートルちょいぐらいは速く着けるっていうことなんです。ていうことは、1メートル手前でアウトになってた内野ゴロは全部ヒットになるっていうこと。1メートル手前で落ちたボールも全部取れる場所にいれるってことなんですよ」と理路整然と説明した。

 これには進行役のEXIT・兼近大樹も感激の様子で「ちょっと俺、日ハムファンなんですけど、ほかの球団にコーチ行かないでくださいね。足で稼ぐ野球をしていくって話もしてますし」と懇願。

 武井は「ビッグボスはそこをフォーカスしてるってことなので、期待していただけたら」と応じた。