女優・広瀬すず(23)が胸をなで下ろしているという。5日に放送された、自身主演のスペシャルドラマ「津田梅子~お札になった留学生~」(テレビ朝日系)の世帯平均視聴率が11・6%と2ケタだったからだ。

「広瀬の主演ドラマは、ここのところパッとしない数字ばかりでした。昨年3月に放送された『エアガール』の平均視聴率は10・3%とギリギリ2ケタ台。同年4月期に嵐・櫻井翔とダブル主演した『ネメシス』の最終話が8・6%と〝爆死〟したからです。広瀬本人も相当気にしていました」(芸能プロ関係者)

 テレビ関係者からは「業界人気が高いだけで、数字を持っていないのではないか」との疑念も生まれつつあったという。そんな中「津田梅子――」が十分合格点の2ケタになったため、その疑念も払拭されたというわけだが…。

「『津田梅子――』の放送は午後9時からだったんですが、その前に『池上彰のニュースそうだったのか!! 2時間スペシャル』の放送があったんですよ。世間の関心が高い、ロシアによるウクライナ侵攻を池上さんが生解説したことで、12・7%という高視聴率になりました。『津田梅子――』はそれに引っ張られるという〝恩恵〟を受けたことは間違いないでしょう」(テレビ関係者)

 一方、かねて比べられてきた姉・広瀬アリスの方には勢いがある。4月期には「恋なんて、本気でやってどうするの?」(フジテレビ系)、「探偵が早すぎる~春のトリック返し祭り~」(日本テレビ系)と、主演ドラマが同時期に2つもスタート。「関ジャニ∞」大倉忠義との熱愛も明らかになり、公私ともにノリに乗っている。

「以前は、すずの方が重宝されましたが、アリスに逆転される日が来てもおかしくはありません」(前同)

 姉妹で切磋琢磨しているということか。(視聴率は関東地区。ビデオリサーチ調べ)