橋下徹氏が北方領土問題で指摘「地政学的にみると、日本列島はウクライナと同じ状況」

2022年03月14日 10時59分

北方領土問題を指摘した橋下徹氏(東スポWeb)
北方領土問題を指摘した橋下徹氏(東スポWeb)

 元大阪府知事の橋下徹弁護士が14日、「めざまし8」(フジテレビ系)に出演し、ロシア軍が北方領土で軍事演習を活発化していることに対し、見解を語った。

 番組ではロシア軍が今月10日、北方領土で地対空ミサイルの発射演習を実施したほか、艦艇10隻が津軽海峡を太平洋側から日本海側へ通過したことを紹介。

 番組のMCの俳優・谷原章介が「日本は北方領土問題も抱えています。ロシアにどう相対すべきか」と問うと、橋下氏は「防衛省、政府関係者に話を聞いたところによると、千島列島のところはロシアと米国が激しいつば競り合いをやっているんです。陸上じゃないので見えないんですが、海中でやっている。ロシアの戦略原子力潜水艦、核兵器を積んだ原潜は千島列島にうようよ沈んでいて、常に米国に核兵器を向けている。今、これだけウクライナで緊迫していますから、核戦争という緊張状態の中で、千島列島は大変な状況。ロシア側も北方領土でミサイル演習をするのは米国に対する威嚇です」と分析した。

 そのうえで橋下氏は「地政学的にみると、日本列島はウクライナと同じ状況なんです。海があるので僕らはあまり感じませんけど、西側とロシアの勢力のラインは、ロシアの西側はバルト三国なんですが、東側のラインは日本列島。絶対、戦争や武力衝突なんて起きてほしくはないですが、あり得るんですよ。あった時に精神論だけで戦う一択になってはいけない。力関係、国際情勢、犠牲とかいろんな状況をみて、合理的な判断をしなきゃいけないというところをシミュレーションしなきゃいけないと思う。ウクライナの方はがんばってもらいたいけど、僕らもそうなるという前提で現実的に考えなきゃいけないと思いますね」と独自の考えを語った。

 谷原もこれに「今、議論を深めるべきかもしれませんね」と応じていた。

関連タグ: