橋下徹氏 ポーランド大統領のNATO介入発言に「僕は大歓迎」「必ず協議と軍事がワンセット」

2022年03月14日 10時33分

橋下徹氏(東スポWeb)
橋下徹氏(東スポWeb)

 俳優の谷原章介がMCを務める「めざまし8」(フジテレビ系)で14日、ポーランドの大統領がロシアのウクライナ侵攻に関し、NATO(北大西洋条約機構)の介入を示唆したことについて、元大阪府知事の橋下徹弁護士が言及した。

 番組では、ポーランドのドゥダ大統領が13日、英BBCの取材に対し、仮にロシア軍がウクライナで化学兵器を使用した場合、戦闘に直接介入しないとするNATOの方針転換もあり得るとの見解を示したと報道。同大統領はプーチン大統領について「政治的に彼は既に戦争に敗れた。軍事的にも勝利はしていない」と批判した一方、ロシアが化学兵器を使用する可能性について「現在の困難な状況では彼は何でも使うことができると思う。大量破壊兵器を使用すれば、全てを変えるゲームチェンジャーになる」とも語ったという。

 これに谷原が「NATO介入という方向。ただ、方針転換の中身が問題ですよね」と話を向けると、橋下氏は「まだポーランドの大統領の発言ですから、NATOの総意ではないと思いますが、今までNATOはロシアと衝突することはとにかく回避していたんですが、レッドライン=NATO介入ということであれば、ロシアとの衝突もしうるということも前提の発言が出てきた。僕はこの発言、大歓迎です」と語った。

 そのうえで「やっぱりこの戦争はウクライナとロシアの2国間の戦争だと考えれば、ウクライナがんばれ、がんばれとなるが、そうじゃなくて、ウクライナの安全を保障しながらロシアとNATOの安全保障のあり方を一から考える、そこが一番の問題だということであれば、今ウクライナのゼレンスキー大統領もそういう風に言っています。いくらロシアに占領されたら蛮行が行われるから絶対戦わなきゃいけないんだという考え方があったとしても、ウクライナの安全が保証されない限りは、一回追い払ってもロシアからの占領は続く可能性がある。ですから欧州全体で考えるうえでもNATOとロシアがここは協議する、いきなり軍事介入はダメですけど、協議するという意味で、やっとNATOが出てきたということで僕はうれしいですね」と自身の見解を語った。

 谷原はこれに「力を背景にしてきちんと交渉のテーブルについてもらうような環境を整えてもらうといいですよね」と応じ、橋下氏はさらに「いきなり軍事介入は絶対ダメ。本当にぶつかってしまいますから。こういう発言をした以上は必ず協議と軍事がワンセットです」とも加えた。

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