俳優の草彅剛(47)が2023年1月スタートの月曜10時台のカンテレ・フジテレビ系新作テレビドラマ(タイトル未定)に主演することが13日に発表された。

 草彅が主演するのは2015年放送の「銭の戦争」、2017年放送の「嘘の戦争」に続く、6年ぶりとなる〝復讐シリーズ〟の最新作。カンテレ制作のドラマでは主演8作目と同局最多記録になるという。

 復讐シリーズ第1弾「銭の戦争」は、栄光と挫折を経験した男・白石冨生(演・草彅)、金も職も婚約者も全て失い、金貸しとなって父親をはめた宿敵や非情な社会に壮絶な復讐を遂げる物語。第2弾の「嘘の戦争」では、幼い頃、家族を殺された少年が、海外に渡って一ノ瀬浩一(演・草彅)と名を変えて詐欺師となり、30年の時を経て家族を殺した真犯人に復讐するストーリー。最新作の第3弾ではいったいどのような〝復讐劇〟が展開されるのか?

 草彅は今回のオファーに「驚いたのと同時に、お世話になったカンテレさんとドラマのお仕事ができるので嬉しかったです。連続ドラマでの初主演がカンテレさんの『いいひと。』で、その作品から考えてもう8作品目。再び原点であり出発点に戻ってきました!」と喜ぶ。

 さらには「すごく大好きな作品『銭の戦争』、『嘘の戦争』に続く、復讐シリーズの最新作。振り返ってみると、大変だった撮影や、大杉漣さんという素晴らしい方との最後の共演にもなったので、とても大切な思い出となっています。最新作でいままでにまだ見たことのない僕自身だとか作品というものを作っていけたらと思います」と意気込む。

 最後は「『銭の戦争』『嘘の戦争』の続編を見たい、という声を以前から聞いていました。スタッフの皆さん、ファンの皆さん、そして僕自身が一番待ち望んでいた〝復讐シリーズ〟。今、持っている力を全て出し切りたいと思います!」と誓った。

 草彅といえば最近では映画「ミッドナイトスワン」の好演や、大河ドラマ「青天を衝け」への出演など、役者として円熟味を増している。

 最新作ではどんな復讐劇を繰り広げるか。