お笑いコンビ「トミーズ」のトミーズ雅が5日、司会を務める毎日放送「せやねん!」に生出演。吉本興業創業110周年記念特別公演「伝説の一日」の総収入を皮算用した。

 吉本興業によると、同公演は4月2、3日に大阪・なんばグランド花月(NGK)で4公演ずつ、計8公演行われる。明石家さんま、ダウンタウン、桂文枝、ナインティナイン・岡村隆史、今田耕司ら223組315人が出演予定。有料ファンクラブ会員に対する先行予約が始まったが、すでにプラチナチケット化しているという。

 この日の放送では、チケットの総売り上げを試算。NGKの動員と、全国の劇場で行われるライブビューイングを合わせて「約9260万円」と弾き出された。

 これに今回からは、ネット配信チケットが加わる。チケット料金は2400円で、これまでのお笑いライブ配信最高記録(約5万5000人)と同程度なら、「1億3000万円超」。2020年のサザンオールスターズのライブ配信(約18万人)まで届けば「4億3000万円超」の売り上げになるという。

 もちろんこの数字は1公演当たりで、単純計算すれば「×8」。これを聞いた雅は「(サザンのライブと)同じぐらいいくと思うわ」とため息を漏らし「ギャラ聞いた? 普通の公演と一緒かな?」と色めき立った。

 共演者から「一緒でしょ」「(ネタの)持ち時間短いから安くなるかも」の声が出ると、雅は「大体分かるから。全員の(舞台の)ギャラ分かるで。足していこうか」とニヤリ。その上で「29億9500万ぐらい(吉本が)儲かるやろ」とつぶやいた。

 この大胆推理に進行役の山中真アナは「さあ実際どうなんでしょう?」とフォローを入れていた。