演歌歌手・山内惠介が28日、東京・渋谷区の金王八幡宮で新曲「誰に愛されても」(3月2日リリース)のヒット祈願を行った。

 昨年、シングル「古傷」を発売した際、この金王八幡宮でヒット祈願をした山内。この「古傷」が2021年度オリコン年間演歌・歌謡シングルランキングで1位を獲得するなどヒット曲として成長したことへの験担ぎで、今回の新曲でも同所を訪れた。

 一途な女性の強い気持ちを描いた今回のシングル。歌詞に「星屑」というセリフがあることをきっかけに、自身の誕生日の星座である「ふたご座」内にある星に「Dareniaisaretemo☆YamauchiK」と命名を行った。現在、オーストラリアのスプリングブルック天文台へ現在申請中だという。山内は「ふと見上げると星がそこに輝いている。自分も星のような存在になりたい」と願いを込めた。

 引いたおみくじは「小吉」。「これから大吉になるように上げていたい」という山内が今年、掲げていることは「歌以外の仕事への挑戦」だ。「歌はもちろんですが、コントであるとか、お笑いの方々と一緒に出たりして、いろんな方に知ってもらう機会を増やしたい」と意気込んだ。

 また、山内は、活動休止を宣言している歌手の氷川きよしについて「大きな衝撃を受けた」と口にした。共に作曲家・水森英夫氏を師匠とする門下生の間柄に当たるが、「いま第7世代とか若手の男性演歌歌手が、がんばっているが、その土台を作ったのが氷川さん。女性演歌歌手しかいなかったころの2000年にデビューして、あとから男性の若手演歌歌手がどんどん出てくるようになった。僕がその一人ですし、レジェンド的な存在」だと感慨深げに語った。