ロシア出身のタレント・小原ブラス(29)が15日、フジテレビ系「めざまし8」にリモートで生出演。ロシア国内で報じられているロシア軍によるウクライナ軍事侵攻のニュースについて明かした。

 番組では、ツイッター上で、めざまし8のハッシュタグを付けてつぶやかれた意見などを取り上げた。

 その中には、ロシア国内で報じられているニュースでは、ほとんどウクライナ軍事侵攻について取り上げられていないという内容のつぶやきがあった。

 小原は「ロシア国内では、報道はされてはいます。毎日むしろそればっかり報道されている状態。見ていて感じるのは、欧米への批判的な報道の切り替え方。例えば、バイデンが『プーチンは何様だ。侵略者だ!』ということを言った時には、プーチンが今度は『いや逆にお前は何様だ!』と。イラクの時は大量破壊兵器があると言って、イラクに攻めていって結局なくて、フセインを殺して。一番最も侵略をしてきたのは、アメリカじゃないかという反論をするんですよね」と明かした。

 さらに「それがある意味では正当性があるように感じられるので、彼を応援する人がけっこういる。でも若者は反対する人も多いので、ロシア各地でも反戦デモというのは、少しずつ開かれているような状態。ロシアのツイッターの、最もつぶやかれているトレンド(ワード)は、戦争反対っていうものになっていたりする。すべての国民が彼の言っていることを聞いているわけではないですね」と話した。