ビデオリサーチは22日、2021年のテレビCM出稿動向のまとめを発表した。秒数を単位とするタレント別テレビCM出稿量トップ3は、1位が斎藤工、2位が綾瀬はるか、3位が米倉涼子だった。タレント別テレビCM起用社数は本田翼が初のトップで、前年首位の橋本環奈、同2位の広瀬すずが2位タイだった。いずれも関東地区のデータ。

 調査は、関東、関西、名古屋3地区の民放5局を対象に、2021年1~12月の出稿動向をまとめた。

 斎藤は出稿秒数が31万535秒(約86・3時間)で、本数は1万9109。昨年の6位から首位に立った。「Indeed」「コーワ キューピーコーワαドリンク製品」などのCMに出演している。綾瀬は27万276秒、1万3033本(昨年10位)。昨年トップの米倉は26万4710秒、1万4452本だった。

 急上昇したのは昨年27位から5位に上がった永野芽郁、7位の芦田愛菜(同33位)、9位の泉里香(同109位)、10位の神木隆之介(同70位)。斎藤は名古屋で1位、関西2位。関西の1位は芦田だった。

 起用社数では、本田が21本、橋本と広瀬が20本となっている。