お笑いコンビ「おぎやはぎ」(小木博明、矢作兼)が17日深夜放送のTBSラジオ「おぎやはぎのメガネびいき」に出演。15日放送の「白黒アンジャッシュ」で活動を再開したアンジャッシュ・渡部建についてコメントした。

 15日の放送で渡部は相方の児嶋一哉に呼びこまれる形でスーツ姿で登場。「視聴者の皆さん、僕がしてしまったばかげたことで、本当にご迷惑をおかけしたこと、心よりお詫び申し上げます」と神妙な面持ちで謝罪し、終始児嶋から〝ダメ出し〟を食らう笑いなしの展開となった。

 これに矢作は「渡部さんって笑っちゃだめなの? そもそも1年7か月たってるじゃん? それでまだ『反省してる』はおかしいだろ?」と首を傾げ「反省はもう終わったよ。でもテレビに出るのは初めてだから、出てくるときに反省してる顔は見せないといけないから、反省モードなのはわかるけど。それ30分ずーっとだぞ」とかなり違和感を覚えた様子。

 次回放送で笑顔が出るか「楽しみ」とした矢作だったが「ただ、いつから笑い出していいのか?っていう議論もおかしくて。いっても1年7か月たってるんだから、そりゃ、おもしろいことは笑うだろうよ。それをもし、渡部さんの笑顔が見えたときに『こいつ反省してねえ』ってネットかなんかでたたかれるんだったら、そんな声はあんまり信用しなくていいっていうか。だって今、渡部さんが笑うことに『何笑ってんだ』って言う人って…。そんな意見聞く必要なくない?」と危惧した。

 これに小木は「見てんだしね。見たくないやつは見なくていいんだからさ。見といてそんなこと言うやつなんて最低なやつじゃん」と賛同。

 すると矢作は「児嶋さん怒りそうだろ? 渡部さん笑ったら。だってひどいこと言ってたんだぞ『人間性が大嫌いだ』って。普通は真逆だろ?復帰するときって。『何もできない奴ですけど、ただ、いいやつなんで。皆さんお願いします』が、まあ(普通)。復帰してんのに『人間性が嫌い』って言ってんだぞ。あんときも、渡部さん腹立ってただろうな…」と苦笑し「まともになっていくのを見たいんじゃなくて、ロクでなしなんだけど、面白いっていうのが一番いいんだよね。だからロクでなしの部分を面白さが超えりゃいんだよな。俺は性格を真人間にしていくのは反対なんだよね。〝悪・渡部〟に振り切ってほしいんだよな」と持論を展開した。