村西とおる監督が13日、ツイッターを更新。スノーボード男子ハーフパイプで金メダルを獲得した平野歩夢選手の素晴らしさと、いかに危険と隣り合わせの競技であるかをつづった。

 村西監督は「平野歩夢選手の他を圧倒する見事な金メダル」と絶賛した上で「下半身麻痺となった義兄の病室の隣のベッドに横たわっていたスノーボードで傷ついた20歳の若者を思い出す」と過去の思い出を投稿。

 その若者は「脊髄を損傷し生涯全身を動かすことができず、かろうじて目と口だけが動く」という状態だったといい「なんという危険なスポーツなのだろうと震撼したあの時を思い出す」と当時受けた衝撃をつづった。

 平野は決勝2回目の低得点について「今後のスノーボードのジャッジを含め、どこを基準にしていたのか説明すべき。競技をやっている人はリスクも背負っている」と訴え、一歩間違えば命にかかわるリスクがあるスポーツであることを強調していた。