お笑いコンビ「鬼越トマホーク」(坂井良多=36、金ちゃん=36)が12日、都内で映画「西成ゴローの四億円」(上西雄大監督)の公開初日舞台あいさつにMCとして登壇した。

 同作は、元政府諜報機関の工作員だった主人公・ゴローが、心臓移植が必要な難病を患う一人娘のために四億円を稼ぐ物語。

 映画「西成ゴローの四億円―死闘篇―」との2部作構成で、同作は前編。

 作品について、坂井は「この映画の応援芸人に就任した時、あんまり作品を知らなかったので、つまらなさそうな題名だなって思っていた。アウトレイジとか、龍が如くとかが大好きなので、ドハマりしましたね!」と声を弾ませた。

 上西監督が登場すると、金ちゃんは「芸風からして、タイトルをディスってしまいまして、すみません…」と謝罪し、笑わせた。

 主人公は大阪の西成に日雇い労働者として住んでいる。主人公の衣装は、実際に西成で調達したという。

 監督は「ジャンパーは300円、中のベストは100円でした。総額1000円でおつりがきます」とこだわりについて明かした。