新型コロナ感染で先週から番組を休んでいたお笑いコンビ「麒麟」川島明とTBSの田村真子アナウンサーが11日、MCを務める同局系の「ラヴィット!」に復帰。出演者から「お帰り」の声を浴び、「恥ずかしながら帰ってきました」と笑顔であいさつした。

 川島は「10日間療養していたんですけども、保健所の指導の下、今日から復帰となりましたので、今日からひとつ、よろしくお願いします」と続けた。前時間帯の「THE TIME,」とのMCトークでは一昨年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」のガイドブックが映し出され、川島復帰を示唆。その通り、スタジオに帰ってきた。

 この間、番組を欠かさず見ていたという。「でも自分が出てない『ラヴィット!』盛り上がってるのは嫌なので、片目で見てました。若干の嫉妬もありつつ、盛り上がらんといてくれと思いながら片目で見てました」。田村アナも「もちろん毎朝8時前に起きてテレビをつけて見るという…。戻ってこれて本当にうれしいですね」と語った。

 番組では、両MCの代役たちの出演シーンを回顧。川島は、金曜レギュラーで4日にMCを務めた「EXIT」のりんたろー。と兼近大樹に「なかなかの修羅場だったと思うんですけど」と声かけ。りんたろー。は「できるかなとか思ってたんですけど、2、3分であきらめがつきました」。

 4日はゲストのハリウッドザコシショーが大暴走。川島は「初日に37度ぐらいの熱が出て、そこから落ち着いてて、ずっと『ラヴィット!』も楽しんでたんですけど、先週の金曜日にザコシが踊ってる時に1回38度まで出ました。自分の家が火事になっているような、そんな感じですね」。ザコシで騒がしくなった番組を「火事」に例えたような表現だった。