麒麟・川島明が27日深夜放送のMBSテレビ「かまいたちの知らんけど」に出演。MCを務めるTBS系「ラヴィット!」のオファーを断っていたことを明かした。

 かまいたち・山内健司から、オファーが来た時のことを尋ねられた川島は「2020年の11月かな? 『前の番組が終わることになりまして、川島さんにお話が来てます』みたいな」と告白。はじめはドッキリを疑ったというが、事実だと分かると「時事ネタとかやられると、俺もしゃべりたくない、できないから『申し訳ない無理です』って」と、マネジャーに断るよう指示したという。

 しかしその後、再びマネジャーから「(番組は)全バラエティーで、いろんなバラエティーやってるスタッフのベストメンバーが待ってるみたいですと。どうですか?」と説得されたとそうで、「断られへんやん。勝手に集められてると」と川島は苦笑い。「完全に人生変わっちゃうし、9時に消灯とかなっちゃう」と家族と相談の時間を持ったが、妻から「ちょうど子供が小さいし、8時半消灯を目指してたから、ぜひやってくれ」と背中を押されたという。

 半ば渋々でオファーを受けた川島だが「プレッシャーしかないし、『正直なかなか厳しい枠です』ってめっちゃ言われてたし。なんかそこで『こいつMCの腕ないわ』って毎日バレるってなると、今後のMCもあかん、バラエティーもあかんか、って状態になって…。2月ぐらい始まる前が一番嫌やった。布団とか入っても思い出す」と回想。

 一方、21年3月の番組開始以降については「夏ぐらいまではしんどかったですけどね。めっちゃ叩かれるし。『あんなん誰が見んねん』みたいなこと、3か月4か月ずっと言われて」と吐露しながらも「大喜利(番組)って言われるけど、夏休みに入って若い人が『なんか変過ぎて見てる』みたいな。ちょっとずつSNSで言ってくれて、だいぶ楽しくなりましたけど」と笑みを浮かべた。