俳優の谷原章介が28日放送のフジテレビ系「めざまし8」で、埼玉県ふじみ野市の住宅で猟銃を持った男が立てこもった事件を伝えた。

 谷原は番組冒頭で「発生から11時間がたった立てこもり事件。先ほど犯人が確保されました」と伝え、男が埼玉県警東入間署に移送される映像が流れた。

 捜査車両の後部座席中央に座った男はあごマスク状態で目を閉じ、うなだれた様子。薄い頭髪と口の周りのヒゲも白髪だった。

 男はこの家に住む50~70代と報じられていたが、映像を見た谷原は「かなり高齢に見えましたね。70代に近いような年齢に見受けられましたね」。

 人質となっていた医師(44)が意識不明の重体で搬送されたことが判明すると「心配なのは意識のないお医者さん。ケガをされていて意識がないということはかなりの出血量がある可能性もありますかね」と谷原。

 これに出演するフジテレビ解説委員は「当初の段階で複数回発砲したという情報がありますのでひょっとしたらその時に発砲を受けていた可能性もある。するとそれから11時間がたってますので、警察はもうちょっと早く強行突入の判断をしてもよかったのかなという気もしますが、ただ途中の固定電話での警察との会話では『人質は大丈夫だ』と男は話していたということなので、その過程で人質の容体は大丈夫だと警察は判断したのだろう。もし最初の段階で撃たれていたとすると、11時間というのはちょっと長すぎだなという気がする」と解説した。