歌舞伎俳優の中村芝翫(56)が新型コロナウイルスに感染したことが27日、発表された。

 芝翫は今月2日から東京・歌舞伎座の公演「壽 初春大歌舞伎」に出演していた。松竹によると、26日公演の終了後、のどの痛みなどがあったためPCR検査を受け、27日に陽性と判明。千秋楽だった27日公演は代役を松本幸四郎が務めた。

 松竹は同日、公式サイトで「松竹による調査のもと、濃厚接触者に該当する者はおりませんでした」などと発表したが、これにテレビ界がザワついた。妻でタレントの三田寛子(56)は濃厚接触者に当たらないのか、というわけだ。

 芝翫は昨年12月、3度目の不倫を報じられ、のちに本人がこれを否定した。だが三田は芝翫に憤慨したという。

「感染者の同居人は濃厚接触者と判定されることが多い。それに当たらないのであれば、三田さんは芝翫さんと別居していたのでは?と言われているんです」(ワイドショー関係者)

 芝翫の濃厚接触者の判断は、保健所ではなく前記通り「松竹による調査」だった。ダウンタウンの松本人志が25日、ツイッターに「私は濃厚接触者になりました。(保健所はパンク状態なので、自主判断)」と投稿したように、当局ではない自主判断を政府も容認するようになった。

「三田さんが家庭内で厳重に感染対策をしていたり、芝翫さんが公演に集中するためにホテル宿泊していたりすることも考えられます。三田さんは27日が誕生日。そのタイミングで芝翫さんが新型コロナに感染してしまうのも何の因果か…」(同)

 まずはゆっくり療養してもらいたい。