フジテレビ系「めざましテレビ」は27日の放送から、新型コロナウイルスの感染対策の一環として当面は出演者が2つのスタジオに分かれることを明らかにした。

 通常のスタジオには三宅正治アナと井上清華アナ。ほかに同社屋24階の「球体」が使われ、主にエンタメコーナーを伝える。エンタメ担当の軽部真一アナらが同階に場所を移した。コロナ感染の木曜レギュラー・伊野尾慧は療養中のため先週に続いて休演。三宅アナは「伊野尾君、みんなで帰りを待ってますよ」と呼びかけた。

 東京・台場にあるフジテレビ本社のビル2つの間にある球体は、同社のシンボルとも言える構造物。25階にあたる上部は展望室で、下部の24階「めざまスカイ」は、同番組で実際に使用されていたスタジオを公開している(現在休業中)。今回、この球体がコロナ対策で番組の拠点の一つになった。

 ツイッターでは「24階球体」に「初めて知った」「球体から放送できるのか」などと、視聴者から驚きの反応も投稿された。