関西テレビ社長「我々も肝に銘じて」 在阪各局で〝社内調査案件〟

2022年01月25日 15時39分

羽牟正一社長
羽牟正一社長

 関西テレビの羽牟正一社長(69)が25日、オンラインで新春社長会見を開いた。

 関西ではNHK大阪拠点放送局が制作し、昨年末に放送されたNHK BS1スペシャル「河瀬直美が見つめた東京五輪」の〝不適切テロップ問題〟、毎日放送テレビが元日に放送した「東野&吉田のほっとけない人」の〝政治的公平性問題〟と、番組制作をめぐり社内調査が相次ぐ事態になっている。

 羽牟社長は「きちんと検証されるとのことなので、私から対応については控えた方がいいとは思うが、正しいことをきちんと報道するのはテレビの大きな使命。平等性も大きな使命。我々も肝に銘じてやっていきたい」と見解を示した。

 同局では過去に「発掘!あるある大事典Ⅱ」の捏造問題や、「胸いっぱいサミット!」に対する放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理違反認定など苦い経験があった。

 それだけに、社内ガイドラインや指針を作り、何かあれば編成、制作、CSRが集まって協議する体制を構築。頻繁に勉強会も開催しており、「日々一つひとつ二重三重チェックになる体制を築き上げている」と語った。

 その上で、同局の番組作りにおける政治的公平性のあり方については「他の出演者とのバランスや議論のテーマをきちんと吟味した上で注意を払っている。番組の企画意図を踏まえ、キャスティングをしているのが現状。報道は公正であるというのは使命でありますし、視聴者の皆さまに判断の材料をお届けするのも大きな役割。それを踏まえてやっていければ」と話した。

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