俳優・東出昌大(33)の〝金欠〟が心配されている。

 東出は1月31日付で所属事務所「ユマニテ」を退社すると18日発売の「フラッシュ」が報じた。当の本人は「独立」と話しているそうだが、事実上のクビという。

 一昨年1月に若手女優・唐田えりかとの不倫が発覚し、杏と離婚。昨年10月に週刊文春で今度は20代ハーフ美女Aさんとの熱愛が報じられた。とりわけヒンシュクを買ったのは、Aさんを映画のロケ地に呼び寄せ、一緒に三連泊したこと。芸能関係者によれば「これが退社の決定打。事務所も『これ以上かばいきれない』となった」。

 フラッシュによれば、東出はCMや地上波ドラマには出られないが、映画や舞台の収入で生活できると踏んでいるという。

「事実、個人で仕事を受けた方が、ギャラは総取り。ただ、それはあくまで安定して仕事がある場合に限ります」(同)

 今後の東出で最も大きな収入源になりそうなのが、長澤まさみ主演の映画「コンフィデンスマンJP」シリーズだ。東出は「ボクちゃん」と呼ばれる詐欺師役を演じる。

 劇場版最新作の「コンフィデンスマンJP 英雄編」は今月14日の公開初日から3日間で41万7000人を動員。週末映画動員ランキングで初登場1位を獲得した。

 ヒット作だけにすでに続編の制作も決まっているそうだが、ここにきて狂いも生じている。

「当初、新作は年内の撮影を予定していましたが、コロナで前作の『プリンセス編』が公開延期となり、現在公開中の『英雄編』も撮影場所を海外から和歌山に変更するなど、バタバタだった。そのアオりで、新作のクランクインは早くても再来年という状況になっているんです」とは映画関係者。

 来年は長澤ともう1人の主要キャスト、小日向文世のスケジュール的に厳しいという。東出のフトコロ事情を考えると、2年の延期は痛い。

 加えて、21日放送の情報番組「キャスト」(朝日放送)で芸能リポーターの井上公造氏が話したところによると、事務所が肩代わりした2億円と言われる違約金は、退社後も東出に支払い義務が発生するという。

 東出にとっては長い冬になりそうだ。