木村拓哉と工藤静香の次女でモデルのKoki,(18)が19日、都内で行われた主演映画「牛首村」(2月18日公開)の完成披露試写会に出席。感極まり、涙ぐむ場面もあった。

 Koki,にとって女優デビューにして、初主演映画。女子高生姉妹の雨宮奏音と三澄詩音の2役を演じる。舞台は富山県に実在する北陸最恐心霊スポット・壺野鉱泉(つぼのこうせん)で、ホラー界の巨匠・清水崇監督がメガホンをとった。

 白のドレス姿で登場したKoki,は「演じることがこんなに楽しいんだ、こんなに夢中になれるものなんだなって気付かせていただきました」と振り返った。

 清水監督は「ストイック、素直」とKoki,を称賛。演技未経験で不安もあったというが、「お会いした時に、表情と目つき。凛(りん)とした姿勢がものすごく素直で、まじめで純粋に走ろうとしている姿が見えた」と、すぐに払拭されたという。

 最後にKoki,が締めのあいさつをすると、思わず涙を浮かべる場面も。「最初に演技という経験を清水監督のもとでさせていただけたことをうれしく思います。ちょっと感情的になってしまったんですけれど」と懸命に声を振り絞った。

 芸能関係者は「17日には父の木村、Koki,が、それぞれのインスタで愛犬とともに出掛けたことを報告。2ショットこそなかったのですが、『一緒にお買い物デート?』と話題になりました。父親の木村は表立って応援できなくとも、愛娘の活躍を応援しています」。

 木村は19日に2枚目のアルバム「Next Destination」をリリースしたばかりで、2月からはツアーがスタートする。2022年は、親子そろって旋風を巻き起こせるか。