英国の名物ジャーナリストでヘンリー王子&メーガン妃の“天敵”ピアース・モーガン氏(56)は今週、英紙サンに連載中のコラムで2人について「カネに目がくらんだハリウッドセレブ」だと痛烈に批判した。

 モーガン氏は、フィリップ王配が死の床につこうとしていた昨年3月、ヘンリー王子夫妻がオプラ・ウィンフリーとの独占インタビューで身内の英王室を批判し、エリザベス女王を苦しませたと指摘。さらに女王は今、次男アンドルー王子が未成年への性的虐待疑惑で軍の名誉職などをはく奪されるという辱めを受けているとした。

 女王が多くの困難に直面する中、今度は「ヘンリーが王族として“女王陛下の政府”を訴えるという前代未聞の行動に出ようとしている」と猛批判。これは王子側が英政府に要望した「王子と家族が帰国した際の警察による警護」が拒まれたことで、裁判の準備を始めたとする報道を受けてのものだ。

 同氏は、ヘンリー王子&メーガン妃は自分たちに都合のいい時に王室の悪口を言うずうずうしさを持ち合わせ、王族の義務である公務もせずに王族特権という恩恵だけを受けていたと言い放った。

 王室離脱した後、2人が唯一求めたものはカネだと断言。「王族の立場を利用しながら、わき目もふらず、ひたすら金儲けに走った」と糾弾した。

 その上で、「笑止千万なのはその偽善ぶり」だとし、「環境問題を説く一方でプライベートジェットをまるでタクシーのように使い、貧困問題を訴えながら、自分のベビーシャワーはぜいたくを極める。また、いつもプライバシーを訴えるくせに、カネになるインタビューには際限なく応じてプライベートをさらす」と指摘。

「ヘンリーとメーガンはもはや王族ではなく、カネに目がくらんだ、よくいるハリウッドセレブ」だと言い切った。