米人気歌手のセリーヌ・ディオンが、筋けいれんのため3月9日から開催予定だったワールドツアー北米公演を中止することを、自身のインスタグラムで発表した。米CNNなど17日(日本時間18日)が報じた。セリーヌは昨年11月のラスベガス公演も筋けいれんのために延期しているが、今回も「重度で継続的な筋肉のけいれん」が発症したという。

 セリーヌはインスタグラムに寄せられた多くのファンの励ましの声に対して「ステージに戻る準備ができていることを望んでいましたが、もっと辛抱強く、医師の指示にに従う必要があると考えました。早く健康が回復して幸福感に満たされることを望んでいます。私たち全員がこのパンデミックを乗り越えられたらうれしいです。私は皆さんがSNSで送ってくれた励ましのメッセージ、すべてにとても感動しました。私は皆さんの愛とサポートに感謝します」とメッセージを寄せている。

 ラスベガス公演を含めたツアーについての代替日程は未定だが、順調に回復すれば、5月のバーミンガム公演から欧州ツアーを行う予定。セリーヌの1日も早い回復を祈るばかりだ。