国際政治学者の三浦瑠麗氏が17日、ツイッターを更新。こどもの新型コロナ感染拡大報道に苦言を呈した。 

 三浦氏は都内で10歳未満の新型コロナ感染が急増し都幹部が「子供たちが気づかないまま学校で感染を広げてしまう可能性がある」と懸念を示したとの記事を添付した上で「もう子どもたちが広げているとか言うのやめていただけませんか。ただでも子どもはニュースや煽り言説を文字通り受け取るんですよ。大人は人生経験が長いから、割り引いて聞くけれども」とこうしたニュースにこどもが敏感になっていることを指摘。

 さらに「衛生観念が倫理に結びつくと危険で、これは非常に身体的なものなんです」と警鐘を鳴らした。

 続けて「子どもが家族旅行の最中、ずっと祖父母を遠ざけようとするとか、逆に祖父母が孫を遠ざけるとか、日本各地でそういうことをやってきたのがこの2年間」と具体例をあげた上で「煽り報道と一部の専門家の配慮の足りない表現方法ゆえです」と訴えた。