「英雄ネズミ」のマガワが死去 最期は穏やかに…フジ「めざまし8」も伝える

2022年01月14日 09時56分

亡くなった「英雄ネズミ」のマガウ(ロイター)
亡くなった「英雄ネズミ」のマガウ(ロイター)

「英雄ネズミ」がこの世を去った――。

 カンボジアで地雷除去に大いに貢献したネズミの「マガワ」が今月9日に8歳で亡くなった。マガワは2014年11月にタンザニアで生まれ、体重は1・2キロ、体長は70センチ。2016年からカンボジア北西部のシェムリアップに派遣され、5年間の活動で22万5000平方メートルを捜索し、計71個の地雷と38発の不発弾を見つけた。

 目覚ましい活躍により、昨年9月には英国の動物保護団体からネズミとして初めて表彰。金メダルを授与された。

 マガワは高齢により、昨年6月に第一線を退いたが、直前まで「指導役」として新人のネズミ20匹と一緒に地雷撤去を続けていた。

 カンボジアでは1970年代の内戦以降に最大600万個の地雷が仕掛けられたとされる。ネズミは体重の軽さから地雷を爆発させずに動き回れるとして、ベルギーの新民団体「APOPO」が「英雄ネズミ」として訓練。見つけると、地面をひっかいて人間に知らせてくれる。マガワはその世界の最高峰だった。

 APOPOによると、マガワは先週はいつも通り元気に遊んでいたが、週末前から動きが鈍くなり始め、昼寝が増え、餌にあまり関心を示さなくなったという。最期は「穏やか」だった。

 SNSでは「ありがとう」「安らかに眠ってね」など感謝の声が寄せられている。

 日本では14日放送のフジテレビ系「めざまし8」が伝え、同局の永島優美アナウンサーは「本当に多くの人の命を救ってくれたこのネズミのマガワ、ありがとうと伝えたいですね」とコメント。

 カズレーザーも「どういったもの、たぶん嗅覚で反応するのでネズミであったり地雷探知犬とかいるんですけれども、その訓練にめちゃくちゃコストがかかる」とした上で「地雷の危険性を周知するっていう意味があると思うんですよね」と話した。

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