演劇ユニット「TEAM NACS」のリーダーで俳優の森崎博之(50)が13日、ツイッターを更新。牛乳の大量廃棄が回避されたことを喜んだ。

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で牛乳の需要が落ち込んだことに加え、学校給食がなくなり、昨年の12月下旬から1月上旬にかけて大量の牛乳が余り、5000トンもの牛乳が廃棄される可能性が指摘されていた。しかし、酪農家による生乳の出荷抑制や消費者への消費拡大への呼びかけが奏功し、大量廃棄が回避されたという。

 このニュースに森崎は「感動しました。年末年始に生乳5000トン、牛乳1リットルパックで数えると500万本分も廃棄される話が回避されたと。信じられない、嬉しい」と素直に喜びを表明した。

 森崎がホームグラウンドとする北海道は全国の生乳の50%を生産している酪農王国。北海道の危機に森崎は「#ミルクに恩返し」をキーワードに牛乳レシピをライブ配信するなど、牛乳消費を呼びかけていた。

 結果的に廃棄を回避できたことで「全国の皆様が目を向けて動いてくれた結果です。ありがとう。ありがとう。ありがとう。全牛を代表してお礼申し上げます」と感謝の気持ちをつづった。

 続けて「皆が少しずつ手を伸ばす。個人で、家庭で、会社で。飲食業、宿泊業、年末年始なのでお寺や神社にもご協力いただきました。私はエンタメ。ひとつひとつこうしてコロナとの長い戦いに勝っていけるといいですね」と振り返った。

 また「北海道は1月20日くらいから小中学校の給食で牛乳提供が再開します。それまではこのペースが緩みませんよう。そしてすぐ春休みも!恩返しは止まらない!おうちで、会社で、更なる取り組みをお願い申し上げます」と改めて協力を呼びかけた。