濱口竜介監督「ドライブ・マイ・カー」米サイトでオスカー争いトップ

2022年01月13日 14時51分

濱口竜介監督(ロイター)
濱口竜介監督(ロイター)

 米アカデミー賞の前哨戦とされるゴールデン・グローブ賞で非英語映画賞に輝いた日本作品「ドライブ・マイ・カー」について、2月8日のアカデミー賞ノミネート発表を前に米映画サイトが高い確率で受賞予想をしている。

 アカデミー賞の国際長編映画賞(旧外国語映画賞)で、対象作の絞り込みで残っている濱口竜介監督作品「ドライブ・マイ・カー」。ノミネートの関門を通れば、3月27日の発表・授賞式への期待感が高まる。

 米映画サイトではオッズ掲載も多い。とりわけ詳細なのが「ハリウッド賞レース予想のエキスパート」をうたう「ゴールドダービー」で、部門ごとに有力候補の確率を時系列で示している。

 同サイトで「ドライブ――」は作品賞の候補各8本からは外れている一方、8人が挙げられた監督賞では濱口監督が急上昇。同監督は昨年7月のカンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞したが、昨年12月上旬は監督賞可能性はほぼ0%だった。その前後からボストン映画批評家協会賞での4冠など米国での受賞ラッシュが始まり、1月10日ごろに5%を超えて8人中6番手に。とはいえトップはジェーン・カンピオン監督が20~25%で独走中だ。

 逆に、国際長編部門では「ドライブ――」が昨年12月半ば過ぎから20~22%で首位を保っている。第2集団を約5ポイント離しており、オスカー最有力扱い。脚色賞(原作は村上春樹)も0%から5%超へ急上昇した。

「ヴェガス・インサイダー」サイトでは、濱口監督が監督賞で7番手タイだが、ここでもカンピオン監督がトップ。「アウォーズ・ウォッチ」は国際長編部門で首位、作品賞で10番手、監督賞で6番手としている。

 ノミネート発表後は確率やオッズの変動もありうるだけに予断を許さないが、濱口監督作品のカンヌ&アカデミーの米欧タイトル達成が見えている。

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