60年代の伝説的音楽野外フェス「ウッドストック」の共同創設者が死去

2022年01月10日 16時28分

今も第一線で活動し続けているジョーン・バエズ(ロイター)
今も第一線で活動し続けているジョーン・バエズ(ロイター)

 1960年代後半の反体制文化を象徴する伝説の野外音楽フェスティバル「ウッドストック・フェスティバル」の共同創設者、マイケル・ラング氏が8日(日本時間9日)非ホジキンリンパ腫のためニューヨークの病院で亡くなった。77歳だった。米NBCなど複数の海外メディアが報じた。
 
 ラング氏は1969年8月、ニューヨーク州サリバン郡ベセルのキャッツキル山地で開催されたウッドストック・フェスティバルを共同創設。企画と運営に当たった。当時まだ24歳という若さだった。

 8月15日から17日(終了は18日早朝)まで行われたフェスティバルには、ジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ジョプリン、ザ・フー、グレイトフル・デッド、ザ・バンド、ジョー・コッカ―、ジョーン・バエズ、サンタナ、リッチー・ヘブンスなど、現在では信じられないようなロックシーンを代表する超大物ミュージシャンが集結した。「愛と平和」をスローガンにベトナム戦争反対を主張する当時の若者たちを中心に、40万人以上の観客を動員した。
 
 当時のヒッピー文化やドラッグ、フリーセックスなどばかりが強調される面があったものの、フェスティバルは雨天中止、水不足と食料難、想像を上回る観衆が押しかけるなどの困難を乗り越えて平和なムードのまま終了。60年代のカウンターカルチャーを代表する歴史的なイベントとして、現在でも語り継がれている。
  
「ウッドストック」は、その後の野外フェスティバルのモデルケースともなり、現在のフェスブームの基礎を築いた。

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