“オワコン”危機の米ゴールデングローブ賞 今年は無観客&報道抜きで開催

2022年01月05日 15時03分

今年はどうなる!?(ロイター)
今年はどうなる!?(ロイター)

 今月9日に予定されている「第79回ゴールデングローブ賞」発表・授賞式はレッドカーペット無し、無観客、報道関係者抜きで行うと主催者のハリウッド外国人映画記者協会が4日発表した。

 新型コロナウイルスのオミクロン株による感染拡大により、同協会は授賞式を簡略化し、セレブら関係者や報道機関を招待しない方針だ。ただし、「選ばれた一部関係者と受賞対象者」のみが出席し、その際、ワクチン接種済証明書と3回目の接種、48時間以内に発行されたPCR検査の陰性証明が必要としている。

 同協会はまた、レッドカーペットイベントを中止し、出席者は会場内でのマスク着用とソーシャルディスタンスを守ることが義務付けるとしている。

 今回は例年のようにセレブらがプレゼンターを務めることもないが、これはコロナ禍とは無関係のようだ。米芸能誌「バラエティ」によると、ハリウッド関係者は同賞の投票権を持つ協会会員に黒人がいないことや、会員がドラマの制作会社から手厚い接待を受けたとする疑惑などを問題視し、多くの俳優らが同賞をボイコットしているためだ。

 一方、同協会は「定款を完全に見直し、倫理と行動規範、多様性、公平性と包括性、ガバナンス、メンバーシップなどに対処する抜本的な変更を実施した」とし、「昨年10月にはこれまでで最大限多様性に富んだ新たな会員21人を受け入れた」とする声明文を今回の発表に付け加えた。

 ハリウッドの100を超える事務所は、「深遠で永続的な変化」が証明されない限り、担当する俳優らは同賞を受け入れないとする意向を示している。

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