歌手の石川さゆり(63)、KREVA(45)ギタリストのMIYAVI(40)の3人が大みそか「第72回NHK紅白歌合戦」リハーサル2日目(29日、東京国際フォーラム)に出席した。

 44回目の出場となる石川は「紅白というのは私たち歌い手にとって1年の締めくくりの音楽のお祭りなんですね。だからお祭りを思い切り楽しんでいただきたい」と意気込みを語った。

 紅白で12度目の「津軽海峡・冬景色」を歌唱する石川。以前にはNHKスタッフに「『ウイスキーが、おすきでしょ』もあるし、色んな新曲もありますしってお話したことがあるんです」と切り出した。

 しかし「この紅白歌合戦で『津軽海峡・冬景色』か『天城越え』を聞いて、蛍の光が鳴って、除夜の鐘がゴーンって。これが年が暮れて新しい年が迎える感じがするんですよ」と説得されたという。

「みなさんが『津軽海峡・冬景色』か『天城越え』を聞きながら『今年も1年、色んなことがあったなって自分の1年振り返って。よしっ。また来年も頑張るか』と思って下さるのであれば。でも何かその年々の『津軽海峡・冬景色』が歌えたらいいなって思います」と思いを語った。

 石川は「津軽海峡・冬景色」に加え、KREVA×MIYAVIとのコラボ曲「火事と喧嘩は江戸の華」を披露する。