元フリーアナウンサー・夏目三久さんと結婚した有吉弘行の〝生命力〟に、業界内から驚きと称賛の声が送られている。

 2人の交際が最初に報じられたのは、2016年のこと。しかしこの時は、夏目さんの所属事務所トップで〝業界のドン〟と言われる人物の猛反対に遭い、一時は「破局した」「そもそも交際していない」などと伝えられた。

 しかし、有吉は〝ドン〟に交際を認めてもらうまで、粘り強く純愛を貫いた。夏目さんは9月をもってレギュラー番組をすべて降板。芸能界を引退し、夫の有吉を支える専業主婦となった。

 有吉は「オール阪神・巨人」の巨人に師事して芸能界入り。しかし兄弟子と揉めたことが原因で謹慎を言い渡され、そのまま巨人の元に戻ることなく無断で大阪から東京に拠点を移した。

「巨人さんは〝漫才界の重鎮〟と言われるほどの実力者。その巨人さんを裏切る形で東京に出てきた若手など、お笑い界で相手にされなくなってもおかしくない。巨人さんにも詫びを入れ、和解したようだ」(お笑い関係者)

 東京に出てきた有吉は、新たに組んだお笑いコンビ「猿岩石」として、日本テレビ系「進め!電波少年」のヒッチハイク企画で大ブレーク。しかし徐々に仕事がなくなり、10年近く全く仕事がない時期もあった。

「普通なら芸人をあきらめてもおかしくないが、有吉はあきらめなかった。2007年ごろに〝あだ名芸〟で再ブレーク。それから現在まで、売れっ子であり続けている」(同)

 10年間仕事がなく、〝漫才界の重鎮〟を裏切り、〝業界のドン〟には交際を反対され…それでも有吉は消えることなく、超売れっ子となった。その“生命力”が評判になるのも当然だろう。