お笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号の田村淳(48)が24日、「バイキングMORE」(フジテレビ系)に生出演した。

 番組ではお笑いコンビ「爆笑問題」の太田光の日本大学芸術学部〝裏口入学〟報道をめぐる控訴審を取り上げた。

 放送中に双方の請求が棄却され、一審判決を維持することを速報した。また新潮側は今回の判決を受けて上告の方針を示しており、最高裁判所で争われる見通しとなった。

 判決について淳は「いつの日か裁判やってみたいなって思ってたんですけど、しんどそうだなって思って」と率直な感想を語った。続けて「なかなか裁判の期間も長いですし。自分の思いがなかなか司法の場所に行っても全部が認められるわけじゃない。それは新潮社さん側もそうだと思うんですけど。だから最高裁にまでもつれにもつれて。じゃあ最高裁に出たことで本当にスッキリするのかどうか。またここは悩ましいなと思います」と語った。

 発端は2018年に「週刊新潮」の報道。この記事に対して太田はタレントとしてのイメージを傷付けられたとして約3300万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を求めて提訴。昨年12月に東京地裁は太田側の主張を認め、記事を掲載した「週刊新潮」の発行元の新潮社にネット記事の削除と440万円の賠償を命じていた。しかし謝罪広告の掲載は認められなかった。その後、両者が譲らず控訴していた。