NHK大阪拠点放送局は23日、放送中の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の新キャストに、俳優・風間俊介(38)と女優・佐々木希(33)の起用を発表した。深津絵里演じる2代目ヒロイン・るいの「大阪編」に登場する。

 るいが働くクリーニング店に時々訪れる弁護士の卵・片桐春彦役を務める風間は、2012年度後期「純と愛」以来、2度目の朝ドラ出演に「僕にとって、連続テレビ小説は自分を育ててくれた恩師であり、再び出演させて頂くのは、母校に帰るような思いです。作品は変われど、温かな現場の空気感はそのままで、優しさに包まれながら幸せに撮影することが出来ました。2代目ヒロイン・るい編、皆さんの心に深く残る物語の一部になれたらと思っています」と意気込んだ。

 一方、佐々木は「幼い頃から当たり前のように見ていた朝ドラに、自分が出演できることになり、大変光栄です」と朝ドラ初出演を喜んだ。

 芸能事務所の社長令嬢・笹川奈々を演じることについて「笹川奈々は仕事を全うしようとするプロ意識の高い、一本筋の通った女性です。勘違いされやすく鼻につくタイプに見えるかもしれませんが、その心の奥には優しさが隠れており、すてきな女性だなと思いました。私が出演させていただく大阪編は、とても人間味のある物語になっているので、ぜひご覧いただきたいです」とアピールした。