自民党の石原伸晃(64)は23日、新型コロナウイルス対策の雇用調整助成金(雇調金)受給をめぐる問題でコメントを発表した。

 石原氏は自身が代表を務める選挙区支部が新型コロナの影響を受けた事業者に支給される雇調金を60万円あまり受け取っていたことを受け、内閣官房参与を辞任していた。

「この度は、内閣官房参与の辞任など様々な点について世間をお騒がせし、皆様には大変ご迷惑をおかけしました。申し訳ございません」とした上で「先週のはじめに雇用調整助成金60万8159円を全額返納したことをご報告させて頂きます。テレビ等で話題になっている内閣官房参与の日当は一切受領しておりません。また誤解を招くような点に関しましては、これからも改善に努力して行く所存です」と謝罪した。