オスカーへ濱口監督作品が「第1ラウンド」突破 オバマ元大統領も推奨

2021年12月22日 12時54分

濱口竜介監督(ロイター)
濱口竜介監督(ロイター)

 米アカデミー賞の主催者は21日、受賞対象作の絞り込み結果を部門別に公表し、国際長編映画賞(旧外国語映画賞)で日本代表となった濱口竜介監督作品「ドライブ・マイ・カー」が選考に残った。2月8日にノミネート作品が発表され、3月27日に発表と授賞式が行われる。

 第94回となるアカデミー賞は、米映画芸術アカデミーが主催。同賞ホームページによると、国際長編映画賞では92か国の受賞対象作品から今回15作が選ばれた。7月のカンヌ国際映画祭で脚本賞に輝いた「ドライブ・マイ・カー」も含まれる。大半が欧州各国の作品で、アジアからは他にブータン、イランの作品も入った。

 オスカーに向けた〝第2ラウンド〟に進んだ濱口映画。主演・西島秀俊の妻を演じた霧島れいかはツイッターで、「信じられないような演技」と自身を称賛する海外関係者のツイートを引用し、これに「サンキュー、ベリーマッチ」とつぶやいた。

 米ボストン映画批評家協会賞で4冠、アカデミー賞の前哨戦といわれる米ゴールデン・グローブ賞でも外国語映画賞にノミネートされるなど、受賞ラッシュが続く。8月の公開からロングラン上映の形となり、都内では24日から「再上映」を始める映画館も。現在上映の劇場では満席報告のツイートもみられる。

 バラク・オバマ元米大統領が挙げた「2021年の好きな映画」14本の中で最上段に記されている「ドライブ・マイ・カー」。オバマ氏は14作が「いずれもパワフルなストーリーで、私がそうだったように、皆さんも楽しんでほしい」とツイートしており、VIPもご推奨の作品がオスカー戦線を勝ち抜けるか注目される。

【関連記事】

関連タグ: