お笑いコンビ「ナイツ」の塙宣之(43)が20日、自身のユーチューブチャンネル「ナイツ塙の自由時間」を更新。前日19日に放送された「M―1グランプリ2021」(テレビ朝日系)を振り返り、オズワルド(畠中悠=34、伊藤俊介=32)の敗因を分析した。

 2018年から4年連続で「M―1」の審査員を務める塙。決勝ファーストラウンドでは、オズワルドに自身の採点では最も高い「95点」の高評価を与えた。他の審査員も同様の評価で、オズワルドは「665点」と2位の錦鯉、インディアンスに10点差をつけた1位だった。

 しかし、ファイナルで錦鯉が逆転。塙も錦鯉に投票し、感動の涙を浮かべていた。

 塙はオズワルドのファーストラウンドを「完ぺきだったね、1本目は」と改めて絶賛。「ほとんど動いてないからね。動いて1歩か2歩。それであれだけ笑い取れるって言うのは、1番理想」「オズワルドのネタって(普段は)わかりづらいけど、1本目のネタはすごくわかりやすかったし、順番の流れもすごく良かったし、全部ハマってた」と評した。

 一方で、逆転を許したファイナルについては「1組ごとに長いCMが入って1回笑いがリセットされちゃうんだよね」とした上で「錦鯉でドーンと笑った後のオズワルドだから」「4分で見てたけど、2分くらいになってもまだエンジンかからなくて、3分でやっとかかってきて終わっちゃった」とコメント。

 続けて「1本目に比べて(ネタが)ちょっとわかりづらかったんだよね。ネタ選びで失敗しちゃったのかなと思いますね」と持論を展開した。

 その上で塙は今回の「M―1」について「(ファイナルで)票が割れたっていうことは3組とも素晴らしい、すごく良い大会だったと思います」と締めくくった。