文書通信交通滞在費のあり方を巡って、ツイッター上で橋下徹元大阪府知事(52)とバトルしている日本維新の会の足立康史衆院議員(56)が20日、心情を吐露した。 

 橋下氏はこの日、ツイッターで「足立議員は自分の主張が通らなければ離党すると公言。このやり方は組織に絶対的に必要とされる者しか使えないカード。大物やねー。どうぞ離党してと言われたらどうするんやろ?このやり方は最後の手段。通らなければ離党するのみ。こんな手法を常に認める組織などない。分かってるよな?」と投稿した。

 これは足立氏が17日に党内討論会で、「政治資金規正法に服することができないようなルールを私に強制するなら離党します」と発言したことに橋下氏が「言ったらやるのが維新や」「今回は有耶無耶にするなよ!きっちり離党しろよ!」と言葉に責任を持つよう迫っていた。

「大物やねー。このやり方は最後の手段」と改めて、念押しした橋下氏に対し、足立氏は「もちろん、分かっています。今回の文通費問題の処理は、日本維新の会が更に飛躍していくために絶対に間違えてはいけないテーマであると腹を決め、臨んできました」と回答した。

 さらに「特に、大阪府議会による意見書採択を受けて、勝負に出ました。事態はまさに焦眉の急だっためです。こんな荒技、二度と使いたくないです」と心中を明かしていた。