タレントの上沼恵美子(66)が20日、パーソナリティーを務めるABCラジオ「上沼恵美子のこころ晴天」(月曜正午)に生出演。審査員を務めた「M―1グランプリ2021」を振り返った。

 前日の放送を終え、「今(大阪に)帰ってきたばかり」という上沼は、最終決戦で優勝した錦鯉ではなく、インディアンスに投票したことに触れ、「去年もそうやったんですけど、グランプリ取った人を入れてない。1000万円の目録の板渡すの時、すごいイヤ。『アンタ僕ら、入れへんかった』みたいに見てるようで」と苦笑した。

 優勝した錦鯉については「すごかった。あと、泣いてさ。感動しましたね」と話しながらも、「なのに私は錦鯉を入れなかった。こういうのホンマに引きずるんですよ。やっぱ『あんた、おかしいんと違う?』とか言われる。あの番組、審査員が一番しんどい。(オール)巨人さんと私は昨日も『ラストやね』と出る前に。お笑い知らん私なんかがもったいない」と愚痴をこぼした。

 一方で、最終決戦3組のネタについては「こんなん言うたらあれやけど、決勝のネタ、3組ともトーンダウンした。ちょっとだけムッとした。普通はグッと上がるんですよ。『よっしゃ決勝残ったぞ、行くぞ』っていうのがあるんですけど、3組ともホッとしたような舞台でしたね。1本目が良すぎてね」との思いも打ち明けた。