自民党の石原派(近未来政治研究会)は16日、都内のホテルで政治資金パーティーを開き、石原伸晃元幹事長(64)に代わって、森山裕前国対委員長(76)の会長就任を発表した。

 先の衆院選で石原氏は落選し、会長辞任を表明。その後、内閣官房参与に就任も辞任するドタバタもあり、前日に欠席意向が明らかになっていたが、パーティーに姿を現すことはなかった。

 新たに会長に就任した森山氏は「衆院選で、石原先生が予想だにしなかった結果で会長を退かれた。決して多い人数ではないが、力を合わせて頑張っていきたい」と抱負を述べた。

 また、最高顧問の山崎拓元副総裁(85)は衆院選で立憲民主党の辻元清美氏(61)を応援したことで、党から1年間の党員資格停止の処分が出ていた。この日、山崎氏はパーティーに出席したものの派閥としても1年間の最高顧問の肩書を停止する意向を示した。