東大生の官僚志望者激減 元官僚・宇佐美典也氏が解説「労働環境がブラックのまま」

2021年12月16日 14時20分

東京大学の安田講堂(東スポWeb)
東京大学の安田講堂(東スポWeb)

 16日放送のTBS系「ひるおび!」では東大生の“官僚離れ”ついての特集をした。

 官僚への難関試験・国家公務員キャリア試験といえばかつては東大の独擅場。2000年度では合格者の31・9%とおよそ3分の1を占めていた。

 しかし、ここに来て東大の合格者が激減。2021年度では19%程度まで減っている。

 その理由について、東大出身で元経産省官僚の制度アナリスト・宇佐美典也氏が「民間に比べて労働環境がブラックのまま。朝の5時まで仕事なんてやりたくない」と指摘。

 さらに「自分は家で仕事もしないで休みというのが1か月に1日だけということもあった」という過酷な経験を振り返った。番組内では官僚の正規の時間外の労働時間は45時間が46%、80時間が19%、100時間が10%という平均データも提示。宇佐美氏は「深夜になって資料請求なんてこともある。とにかく労働環境のこともあり、先輩が勧めなくなった」と語った。

 かつて野党議員が合同ヒアリング前に官僚に対し「徹夜してでも明日に資料を出せ」などとパワハラめいた命令を出したことが問題になったが、こうしたことも一因になっているようだ。

 一方、タレントのふかわりょうは「他の大学の官僚志望者にもチャンスが出てきたといも言えますね」と苦笑しながら語った。

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