衆議院議員の米山隆一氏(54)が15日、ツイッターを更新。政治団体が助成金受給に対する批判に苦言を呈した。

 米山氏は弁護士の若狭勝氏が、フジテレビ「めざまし8」で自民党の山本左近氏、立憲民主党の阿部知子氏と岡本章子氏の3衆議院議員が新型コロナウイルスのよる臨時休校対策の助成金を受け取っていたことについて「法的には問題ないが、返金するようなことするなという一言につきる」などと発言したという記事を添付。

 若狭氏の発言について「訳の分からない意見ですが『政党支部』が国民に奉仕する目的だとしても、その中で働く人は他の一般の組織で働く人と同じ労働者であり、同じ様に、所属団体を通じて政府から補助を受ける権利があります」と正当な受給であることを指摘。

 続けて「ご自身も議員経験がある弁護士なのに、何を言っているのかと思います」と同氏の発言を疑問視した。

 助成金をめぐっては自民党の石原伸晃元幹事長が代表を務める政党支部が約60万円を受給していたことが判明し、内閣官房参与を辞任する事態となった。