NHK情報番組「あさイチ」の14日放送に、同局大河ドラマ「青天を衝け」主演・渋沢栄一役の吉沢亮が生出演。MCの一人で大河では西郷隆盛を演じた博多華丸と顔合わせとなった。

 連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」に続いて放送される「あさイチ」。この日は朝ドラから大河主演へのリレー形式に。朝ドラヒロイン上白石萌音も、13代将軍徳川家定の正室・天璋院役で出演していた。

 MCの博多大吉が「大河といえばウチの相方も出していただきましたけど、あれ以来ですか。撮影以来?」と問いかけると、華丸は「コロナ禍ということで打ち上げとかもないので、クランクアップの花束もらったらもう〝出禁〟ですから。入ってくるなと。だから、その時以来です」と答えて笑わせた。

 吉沢は撮影が先月終わったことで現在は「なんか落ち着かないですね。ずっと濃厚なスケジュールの中、セリフを覚えてって日々を続けていたので、パタッと一気にやることがなくなって、なんもやってない時間が、すごい『大丈夫なのかな、これ?』みたいな、ちょっと落ち着かないなっていう感じです」。撮影は1年4か月に及んだという。

 26日に最終回を迎える「青天を衝け」。吉沢は「期間も長かったですし、撮影やりながら、うれしい思いとか苦しい思いとか、いろんな感情を積み重ねて、どうにか皆さんとともに乗り切ったという、その経験とか、積み上げてきたものが、やっぱり他の作品とはちょっと違うなというのがあるので、この作品は一生心に残る作品になるんじゃないかなっていう気がします」と思い入れを語った。