夫・小室圭さん(30)の仕事の関係で米国での新婚生活を始め1か月の秋篠宮家長女・眞子さん(30)。引っ越し先のニューヨークでは、海外メディアに新居を特定されたり、一人で買い物中に迷子になる姿を撮られたり、早速パパラッチの洗礼を浴びた。そんな中、先月14日の渡米早々、小室夫妻は「引っ越しそば」ならぬ〝引っ越しラーメン〟をすすっていたという。今年最も話題になった〝ロイヤルカップル〟の庶民的エピソードを独占詳報――。


 小室夫妻が新生活を始めた高級アパートは、マンハッタンのヘルズキッチンというエリアにある。セントラル・パーク南西の一角。同公園の東側アッパー・イースト・サイドは、超セレブ高校生たちのドロドロを描いた人気ドラマシリーズ「ゴシップガール」の舞台で、西側のアッパー・ウエスト・サイドも高所得者向けの住宅街だ。ヘルズキッチンはそのアッパー・ウエストのすぐ下。

「普通の人よりはちょっとリッチな人が暮らすエリア。治安? 今はそんな悪くないよ。地下鉄に乗ろうと思ったら数ブロック歩かないといけないけど、いいとこだよ」とは、マンハッタンからイースト川を渡った〝おしゃれエリア〟ブルックリンに住む日系人。

 地元不動産会社に勤める日本人は、ヘルズキッチンを東京の中野に例えたりするそう。最大のウリは〝食〟だ。

「ヘルズキッチンにはおいしいレストランがたくさんある。いろんな国の料理店があって、みんなわざわざ食べに行くぐらい人気」と日系人。

 聞けば先月中旬、渡米早々の小室夫妻を知人が目撃したという。

「ヘルズキッチンにある『IPPUDO(一風堂)』で、夫婦仲良くラーメンをすすってたんだって。2人のアパートから2ブロックだから、散歩がてら行ったんだろうね。しかし、日本の皇室の人ってラーメン食べるの? 眞子さんは食べたことあるのかな。少なくとも、カップルでラーメン食べるなんて初めてじゃない?」

 豚骨ラーメンの人気チェーン「一風堂」は、2008年に海外進出し、マンハッタンのイーストビレッジに初出店。小室夫妻が訪れたのは、2011年にオープンしたニューヨーク2号店だ。ニューヨークではほか、高級ショッピングエリアの5番街にも店を出している。

 日本人が引っ越してまず食べるものと言えば、そば。もともとは、引っ越し先のご近所にそばを配る風習だったが、いつの間にか〝配る〟ではなく〝食べる〟が慣習として定着した。そう考えると、小室夫妻は引っ越しそばならぬ〝引っ越しラーメン〟で、新たな門出を祝ったのかもしれない。

 ニューヨークのラーメンブームは、04年に韓国系米国人が出した「モモフク・ヌードル・バー」が火付け役と言われる。その後、日本の有名チェーンがこぞって進出。チップを含めるとラーメン一杯が日本円で2000円前後とバカ高だが、人気店には行列ができる。店の作りや内装はどこもオシャレで、一風堂もその一つ。

 ちなみに前出の日系人は「『一風堂』って学生とか普通の人が行く庶民的なイメージ。グルメの間でよく名前が出るのは、鶏白湯スープの『TOTTO RAMEN』で、いつも行列待ちは必至だよ。ヘルズキッチンにも小室さんちのすぐ近くにあるし…」と別のラーメン屋をオススメしていた。