12日に放送されたフジテレビ系の情報番組「ワイドナショー」で、国会議員に支給される「文書通信交通滞在費」の日割り支給と使途公開の導入を盛り込んだ法改正が見送られることについて取り上げた。   

 現在の制度では、国会議員に1日でも在職すれば1か月分の文通費100万円を受け取れる仕組みとなっている。

 国際政治学者の三浦瑠麗氏は「これは粛々とやってよね、というのが私の感覚」とコメント。「今まで分かってたんだからいつやっても良かった。それが先を争うように国会議員の方がツイートをしてて。各党首とかが。いまそれなのか、っていう話」

 さらに現在、新型コロナウイルス対策で、外国人を一切入国禁止にしていることや、病床確保の問題の方が緊急性が高いとし、「政治家は触れるとやけどしそうなところじゃなくて、ここ(文通費の問題)で見せようと頑張ってる感じ」と話した。