元「雨上がり決死隊」宮迫博之(51)が切実な金銭事情について告白した。

 宮迫は11日、〝盟友〟ヒカル(30)のユーチューブ動画にゲスト出演。東京・渋谷の一等地でオープンを目指す焼き肉店「牛宮城」の現状について説明した。

 当初、店舗は10月にオープン予定だったが、試食の段階で共同経営者であるヒカルが料理のクオリティーの低さに「これ粗悪店ですよ」と激怒。ヒカルは事業から撤退し、宮迫は別の〝牛肉のプロ〟と組んで、12月中のオープンを目指している。

 とはいえ、その間も月額数百万円と言われる店舗の家賃は発生しており、宮迫の金欠を心配する声が上がっていた。

 ヒカルから「お金問題は大丈夫なんですか?」と聞かれた宮迫は「大丈夫じゃない」と沈痛な面持ち。「えらいことになってます、ヤバいです。2年前の(闇営業)騒動以降、前の年の税金をガポッと持ってかれたのでね。貯金がだいぶヤバいんです」と明かした。

 宮迫いわく、貯金額は「ここ20年で初めて見る数字」になっており、店舗に最初に出資したお金はすでに使い切っているという。

 それでも前を向くしかない。宮迫は「『撤退すべき』ってことをいっぱい書かれるんやけど、今撤退したら、死ぬぜ、俺」と吐露。

 そんな時、糧にしているのは、宮迫が尊敬する島田紳助氏の「どれだけ落ちてもケツさえ付けへんかったら、次ジャンプできるから」という言葉だ。宮迫は「その言葉を心にずっとやってきて。2年前はもうスレっスレだったけど、今はまだ余裕ですから。まだ飛べますから!」と語り、気合を入れ直していた。