元AKB48でタレントの野呂佳代(38)が話題だ。

 8日放送のフジテレビ系「2021FNS歌謡祭」第2夜(午後6時30分)に出演した野呂は、AKB48の岡田奈々、柏木由紀、本田仁美ら現役メンバーとともに最新曲「根も葉もRumor」をパフォーマンスした。

 ロックダンスを取り入れた同曲は、AKB48史上、最高難易度のダンスで“どえらいダンス”として話題だが、アイドル卒業から10年近くたっているにもかかわらず野呂は迫力ある動きで、キレキレなソロダンスまで披露した。

 テレビ番組で「根も葉もRumor」を披露するたびに一致団結したダンスでツイッターでAKB関連がトレンド入りするが、この日はなんと「野呂佳代」がトレンドランキング1位を奪取した。

 番組では出演した経緯について、野呂がAKB時代に「歌番組とかほとんど出たことがなくて、(グループに)貢献できなかったことを糧に芸能界を頑張ってきた」と告白。さらに、同じ太田プロダクション所属で、9日に卒業公演を行う前48グループ総監督の横山由依への思いも明かし、「後輩への門出といいますか、応援したいという気持ちで一生懸命頑張ろうと」と現役時よりふっくらしたカラダに鞭を打って、ダンスを猛特訓した様子も流れた。

「『根も葉もRumor』は現役メンバーでさえも、1回披露するだけでもヘトヘトになる。周囲も『本当に踊れるのか?』と不安を感じていたようですが、野呂がメンバーと揃ったダンスを見せ『あまりにできが良くてビックリした』と驚き、あるスタッフからは『あれは…本当に野呂なのか?』と疑う声まで漏れた」(関係者)

 衣装で隠れるようにはしてはいたが、足にはテーピングを巻いており、満身創痍だったという。

 2006年にAKB48の2期生として加入し、大島優子らと同期だった野呂。誰からも愛されるキャラクターに加え、当時はファンにも“ダンスメンバー”として、ダンスのうまさが認められていた。まさに面目躍如といったところか。