元内閣官房参与で嘉悦大学教授の高橋洋一氏(66)が7日、ツイッターを更新。米国が2月の北京五輪・パラリンピックで「外交的ボイコット」することを明らかにしたニュースに言及した。

 外交的ボイコットとは政府関係者を開会式などに派遣しないというもので、中国の人権状況が理由だとされている。選手団は派遣される。

 高橋氏は「さてどうなるか」と前置きした上で「日本は悩む必要なし。文科省の政治的な無色な役人を派遣しておけばいい」と提言。具体的には「東京五輪に中国から来た人と同ランクでいい」としている。

 高橋氏は10日ほど前に書いた自身の記事を添付。記事では東京五輪・パラリンピックで中国が当初予定されていた孫春欄副首相の出席を見送り、国家体育総局・局長が出席した例をあげ「外交的バランスであれば、日本からスポーツ庁長官クラスのメンバーが出席すれば非礼にならないだろう」としている。

 現在スポーツ庁長官はハンマー投げ元メダリストの室伏広治氏(47)が務めている。