6日放送のCBC「ゴゴスマ~GOGO!Smile~」では裏金要求を告発した泉田裕彦議員の問題を取り上げた。

 泉田議員は衆院選挙の際、新潟県・星野伊佐夫県議から2000万円~3000万円の裏金要求されたことを告発。その時の音声データを公開したものの、星野県議は「裏金を要求したわけではない」と否定している。

 ただ、泉田議員は選挙区では落選したものの、比例で復活当選していることから、なぜ告発に踏み切ったのか、何のメリットがあるのか、その動機に疑問が残る。

 これについて泉田議員と一緒に音声データを聞いたコメンテーターの東国原英夫は「正義感だと思う。選挙におけるMee Too運動を広げようという思いがある」という見解を述べた。

 また弁護士の若狭勝氏が「正義感というのはそうだと思うが、次の選挙を見据えたパワーゲーム的なことがあるように見える」と指摘すると東国原は「確かにそういった一面はある」と同意をした上で「新潟県は人口減少の影響で次の衆院選の選挙区が6区から5区に減る。そうすると公認権がある星野県議を失脚させれば泉田議員に優位になる可能性がある。そういうパワーゲームの側面はある」。つまり、次の選挙では新潟県の自民候補が6人から5人に減ることで、様々な思惑が見え隠れするという。

 東国原によれば泉田議員と星野県議はかつては蜜月関係だったが、最近は泉田議員が距離を置くようになっていたという。