人気ユーチューバーのシバター(36)がネット番組のストリートファイト企画に出演し、賛否両論巻き起こっている格闘家・朝倉未来(29)を一喝した。

 朝倉未はネット番組「朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円」(ABEMA)に参加した素人、格闘経験者を含めて3人とファイト。評価する声の一方で、シバターのように「プロが素人に拳をふるうことの危険性」を指摘する声も大きく、これに朝倉未が自身のチャンネルで「格闘技用のマットをひいていた」など安全面を強調して反論していた。

 シバターは22日に動画を更新。「言い訳してんじゃねえよ、何言ってるのお前。言い訳するなよ!」と冒頭から一喝。朝倉未が主張する「格闘技のマット」については「全然危険。体育の授業の時に使ったマットと同じ」「あのマットに受け身の取れない素人を投げるのは危険」と指摘する。

 応募者もリスクを承諾済であるという点には「そりゃ名前を売りたい奴くるよ! でも致命的なケガを負わせることなく成立させなければいけないんです」と〝プロの仕事〟の重要性を説くと、シバター、朝倉未も出発点だった「ジ・アウトサイダー」時代を振り返り、運営側が「選手の安全性」に神経を使っていたことを強調。

「今回のABEMATVにはそういう配慮が感じられなかった。極めて危険だった。あの場にはまともなレフェリーもいなかった」と怒りを込めた。

 その中で「今回1番悪いのはABEMATV。意識があまりにも低すぎた。そこに演者として出た朝倉未来にはそこまで非はないですけども、でも、プロだったとしたら、もう少し加減できなかったのかなと。まあ、これは朝倉未来の実力不足。そういったテクニックがなかった」とした。

 最後には「(朝倉未が)番組出演は『格闘技の(認知拡大)ため』と言ってたけど、免罪符にするなよ! 1番はお金でしょ。もちろん、お金を稼ぐこと、経済活動は当たり前。でもそれを隠して『格闘技のため』というのはそれはあまりにも卑怯すぎる」と断罪。

「番組のPPVの売り上げはすごかったみたいだけど、ABEMAはあれを大成功と思わないでほしい。続けたら死人出ますよ」と訴えた。